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【徹底解説】漫画「バビロン大富豪の教え」を読んでお金持ちになろう!

今回は、FIREに向けて役立つ本「バビロン 大富豪の教え」についての紹介記事です。

この本はこんな人におすすめの本です

  • お金持ちになる法則や思考法が知りたい
  • お金との正しい付き合い方を知りたい
  • 文字の本は苦手だ

本書の位置づけとしては下記のイメージです。

この本を読むことで、本質的なお金の考え方について学ぶことができます。

それほど難しい内容ではなく、これからお金について学びたい人にぴったりの書籍となっています。

ろく

これを読めば
大富豪になれるのか?

おさむ

というよりは、誰もが身につけるべき
お金の大原則がわかる本です。

今回はこの本で学べることや、それを踏まえた実践方法の例などをご紹介します。

バビロン 大富豪の教え

この本は過去に出版された「バビロンの大富豪」をベースに漫画で表現した作品です。

古代バビロニアで生きる少年の人生をなぞりながら、お金についての知恵や考え方などを学べる本となっています。

物語は、借金まみれの考古学者のもとにイラクで出土した粘土板の解読依頼が来るところから始まります。

その粘土板には、古代バビロニアの少年の「お金を生み出す黄金の知恵を身につけながら成長していく物語」が描かれていました。

考古学者はその物語を通し、少年と共に「お金を稼ぐ」とはなんなのか?ということを学んでいきます・・・

ストーリーの多くはここでは語りませんが、とても読み応えのあるしっかりとしたストーリーが展開されていました。(ちなみに最後の現代編でちょっと泣いたのはナイショです^^)

目次

黄金に愛される7つ道具

この本の中には、「黄金に愛される7つ道具」と言うものが出てきます。

これはお金と付き合う大原則を7つにまとめたものになります。

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本にせよ

ざっくり説明すると

  • 収支を見直して貯蓄を行い、貯蓄したお金を投資で働かせ、しっかりとお金を防衛しよう
  • 自分の人生の満足度が上がる場所で生活し、未来のためのライフプランを形成しよう
  • 何より「行動すること」最も大切である

ということです。

ろく

そんなに難しいことは書いてないな

おさむ

それでも、実践出来ていない人が多いのが実情です

とても大事な話なので、次の項目で「黄金に愛される7つ道具」について具体的にまとめてみました。

ちょっと長いので、本の感想だけざっくり聞きたいという方は以下をクリックしてください。

次の項目までジャンプ

1.収入の十分の一を貯金せよ

消費、浪費とは、お金が貯金を積み上げていけば資産は確実に膨らんでいく

噛み砕いて言うと・・・

・収支と支出のバランスを考える

ということ。

具体的な実践方法

①貯金用口座をつくり、毎月の給料の10%を自動振替で強制的に貯金する。

無駄遣いしないように、給料が入ったらすぐ強制的に貯金できるシステムにしましょう。

月3万円貯金できれば、30年で1080万円。

チリも積もれば大きな額になっていきます。

2.欲望に優先順位をつけよ

人間の欲望というものはどれだけお金を持っていても再現はない。

お金の使い道に優先順位をつけよう。

優先順位が低い欲望をあきらめても生活水準は変わらない。

噛み砕いて言うと・・・

・本当に必要なものは何か考える
・一番優先順位の高いものにお金を使う

ということ。

具体的な実践方法

①家計簿アプリなどを導入し、収支を管理する(おすすめはMoneyFoword)

②無駄な出費や節約できる項目を見直す(保険やスマホ代など)

基本的に貯金の十分の一が貯金できないほどの出費は避けましょう。

ここまでの2つの考え方は、「お金を蓄える」ための考え方になりますね。

このブログでは「貯める力」という言葉で説明しています。

3.貯えた金に働かせよ

ためた資産を奴隷にして働かせる。

噛み砕いて言うと・・・

・不労所得を得れるマネーマシーンを作ろう

ということ

具体的な実践方法

①長期投資を始める

ここはいうまでもなく「投資」ですよね。

蓄えたお金を働かせましょう。

お金や基盤がある人は、何か事業を始めるという選択肢もあります。

ここの考え方は、このブログでは「増やす力」という言葉で説明しています。

4.危険や天敵から金を堅守せよ

お金を持てば持つほど、お金が不意に無くなる危険性が高まる

噛み砕いて言うと・・・

・必ず元金は守る(現代では元本保証の商品は微妙なので、「低リスク」と読み替えるのが良いと思います)

・自分の感覚に頼らず、悩んだときはその道に長けた人に相談する

ということ。

具体的な実践方法

①堅実な長期積立のインデックス投資を実践する

②信頼できるコミュニティや相談相手を作っておく

堅実な商品に堅実な投資法で投資していき、怪しい儲け話には手を出さないようにしましょう。

ここの考え方は、このブログでは「守る力」という言葉で説明しています。

5.より良きところに住め

住所環境は幸せな生活と密接に関わっている。

幸せは貯金を増やすモチベーションとなる。

噛み砕いて言うと・・・

・住環境に投資しよう

ということ。

具体的な実践方法

①会社までの距離や周辺環境など、自分にとって有益な住居に住む
 ※将来資産価値が上がる場合であれば、持ち家を購入することも有効

人生の幸福度を上げるという意味では、住環境に投資するのは有効だと思います。

ただ、このあたりは個人の価値観によって変わってくるのではないでしょうか。

「2.欲望に優先順位をつけよ」の教えを踏まえて、自分にとって重要かを判断すべきですね。

6.今日から未来の生活に備えよ

将来老後になって動けなくなった自分や、死後の家族のために蓄えを残そう。

噛み砕いて言うと・・・

・計画的に資産形成を行おう

ということ。

具体的な実践方法

①自分が将来どのくらい資産が必要で、どのような資産形成をしていくか?といったライフプランを考える。

無計画に指針のないまま資産形成していても、現状把握ができず資産形成は難しいものとなります。

しっかりとライフプランを形成した上で、投資を行いましょう。

自分こそを最大の資本にせよ

1〜6の教えをすぐに行動に移しながら、自分を最大の資本にする。

噛み砕いて言うと・・・

・知識だけでは意味がない。行動に移して実践しよう。

ということ。

具体的な実践方法

①1〜6の教えを実践に移す

行動しなければ意味がない。

全くその通りだと思います。知識を得ただけでは何もやっていないのと同じです。

何事にも、まずは行動あるのみです!

「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金法則

物語が進むと、次に「お金と幸せを生み出す5つの黄金法則」について紹介される場面があります。

こちらは7つの道具をより高めた「真理」だと書かれています。

法則1

家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら喜んでやってくるだろう


■法則2

黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば黄金は懸命に働くことだろう


■法則3

黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳を傾ける持ち主からは黄金が離れることはないだろう


■法則4

自分が理解していない商い、あるいは黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資してしまう持ち主からは黄金は離れていくだろう


■法則5

非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を妄信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう

堅実に貯金を増やせば、資産は貯まっていく。

優秀な投資先を見つけて投資をすれば、お金は勝手に増えていく。

お金を稼いでいる人のアドバイスは真摯に受け止める。

自分が理解できない投資や信頼できる方が否定する投資に手を出すと資産はなくなってしまう。

ざっくりまとめると上記の感じになるでしょうか。

堅実に資産を増やしながら、真摯にアドバイスを受け入れて、怪しい儲け話などには乗らない。

ということが大切ということですね。

言われてみれば当たり前ですが、意外と難しいのが現実ですよね。。

ろく

簡単なようで難しい

おさむ

お金と付き合う上で、
必ず意識しなければならない法則です

働くのはお金のためじゃない

ここまで徹底してお金の増やし方について説明してきましたが、物語の中では「そもそもお金よりも大切なことがある」とも語っています。

それは、

お金はあくまでおまけ。
人から感謝されるために一生懸命働くことこそが真の富と幸福を生み出す生き方だ

ということです。

お金があることで得られる幸せは一時的なものであって、すぐに何も感じなくなるそうです。

それは、人間は慣れてしまう生き物だから。

初めは幸せに感じていたことも、次第にそれが当たり前になってしまいます。

ところが、人から感謝されることは飽きることはない。

人から感謝されて喜びを得る。そして誰かとのつながりをもつ。

それが本当の意味での幸せにつながっていくのだそうです。

ろく

人はひとりでは生きていけないのだな

おさむ

人生の幸福度は
お金で決まるわけではないということです

この本の注意点

とても素晴らしい本ですが、何点か注意が必要な点もあります。

資産形成の手法や考え方が現代にそぐわない部分がある

元本保証の商品を推奨したり持ち家を推奨したりと、現代のお金を取り巻く環境では若干違和感のある内容も含まれています。

文中にも書きましたが、一部の説明は読み替えが必要になる部分がありますので注意が必要です。

具体的な行動がわからない

本質的な内容がメインのため、人によっては本書だけでは具体的に行動する方法に結びつけることが難しい可能性があります。

「考え方は分かったけど、結局どうすれば良いの?」となってしまうかもしれません。

基本的にはこの本で学んだ内容をベースの考えとして、勉強や情報集取を続け、取捨選択していく形がいいかと思います。

さいごに

今回は、漫画「バビロン大富豪の教え」について紹介してみました。

この本は、かなり本質的な考え方がまとめられています。

私自身も発信されている方の情報や書籍などでお金について色々勉強してきましたが、結局はこの本の内容に集約されている気がします。

また物語形式のため、実際の状況に紐づけて知識を説明されるので、本の内容がスッと頭の中に入ってきます。

さらに漫画なのでかなり読みやすく理解することができました。

気になる点もあげましたが、それでも名著と呼ばれているだけあって、お金にまつわる知識を集約したような素晴らしい本になっています。

これからお金の知識を蓄えようと思っている方にはぴったりの一冊だと思います。

また、すでにお金の知識が身についている人でも、あらためてお金を稼ぐ本質を再認識できる一冊です。

この記事だけでは、本書の説明が全て出来ているわけではないので、ぜひ実際に手に取って内容を確認していただきたいです。

この本を読んでお金との付き合い方を学び、豊かな人生を送りましょう!

それではまたー

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