【FIREへの最短距離】iFreeレバレッジNASDAQ100（レバナス）の魅力とは？

S&P500等の米国インデックスや全世界インデックスに手堅く投資を続けている方は多いと思います。

ある意味それが大正解の投資ではありますが、資産が増える速度で考えるとなかなか歯がゆいのが現状・・・

今回は、そんな方に向けて、最近巷で流行っている「iFreeレバレッジNASDAQ100（通称レバナス）」について紹介します。

この記事でわかること

iFreeレバレッジNASDAQ100とは？

iFreeレバレッジNASDAQ100とは、NASDAQ100の指標に2倍のレバレッジをかけた商品になります。

※NASDAQ100については、以下記事をご参考ください。

https://nekonikobanblog.com/nasdaq100/

超簡単にいうと、NASDAQ100のチャートの2倍上がって2倍下がるといった製品です。
※厳密に言うとちょっと違うのですが、それは後で説明します

結論から言うと、「iFreeレバレッジNASDAQ100」への投資は非常に有効です！！

ただし、リターン目標や投資期間などの条件にもよって変わってきますので、一概におすすめできるわけではありません。

おすすめ投資方だけ見たい方はこちらをクリック！（記事の場所までジャンプします）

iFreeレバレッジNASDAQ100の良い点について

圧倒的な投資リターン

下記は、 iFreeレバレッジNASDAQ100と同じ動きをするQLDの2016年ごろから現在までのチャートです。

比較のために、S&P500とNASDAQ100（レバレッジなし版）のチャートも載せています。

はい。圧倒的ですね。

ただでさえ伸び率が高いNASDAQ100のさらに2倍の商品ということで、すさまじい上昇率になっています。

将来的にも上昇が見込める

「iFreeレバレッジNASDAQ100」は前述の通り、NASDAQ100に投資している商品です。

NASDAQ100はGoogleやAmazon、Appleなどのテクノロジー関連の大企業の割合が多い指標です。

NASDAQ100の詳細についてはこちら

これらの企業は今後も成長し続ける可能性が高く、長期的に見ても右肩上がりの成長が見込まれます。

iFreeレバレッジNASDAQ100の注意点について

逓減リスクがある

レバレッジ商品で注意すべきことのひとつに「逓減（ていげん）リスク」という言葉があります。

これは、上がり下がりを繰り返す横這いの相場が続くとき、レバレッジは元の指標よりも低い数値になってしまう。というものです。

下記のグラフを見てください。

これは、10%UP→20%Down→10%UP・・・
と続いているチャートの「標準指標」と「レバレッジ2倍」の2つの動きを表したものです。

レバレッジは上昇も下落も2倍なので、どちらも最後の結果は同じになるかと思いがちですが、見ての通りレバレッジの方が低い値を指しています。

これは下落時にも複利効果が働くためです。

レバレッジ指数の方がより複利の影響を受けるため、対象の指数が上昇と下落を繰り返していくと、値が押し下げられてしまいます。

上昇を続けるチャートなら問題はありませんが、長期的に横這いが続く場合は、結果的に標準指標にリターンが負けてしまうので注意が必要です。

買うタイミングによっては、大幅に資産が減ってしまう可能性がある

レバレッジ商品は上昇率が大きい分、下落率も激しいです。

コロナショックなどの、大暴落のタイミングではあっという間に資産が溶けていきます。

もし暴落直前に買ってしまうと、さすがのレバナスであっても利益がプラスになるまでにとても大きな時間がかかってしまいます。

この商品に投資する場合は、絶対に一括投資は避けましょう。

信託報酬が高め

iFreeレバレッジ NASDAQ100は、レバレッジを反映する手間賃として信託報酬が高めに設定されています。

以下の表は、S&P500やNASDAQ100の投資商品とiFreeレバレッジNASDAQ100を比較したものです。

商品名	信託報酬
eMAXIS Slim米国株式（S&P500）	0.0968%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス	0.440%
iFreeレバレッジ NASDAQ100	0.99％

「iFreeレバレッジNASDAQ100」は1%近い信託報酬が発生します。

これは1000万円を運用していたら、年間10万円が信託報酬として持っていかれるということです。

iFreeレバレッジNASDAQ100を購入するには？

このブログでおすすめしている「楽天証券」「SBI証券」どちらでも購入可能です。

まずは以下の記事を参考にして、口座開設するところから始めましょう。

https://nekonikobanblog.com/sbi_rakuten/

ちなみに2021年8月時点では、日本で購入できるNASDAQ100のレバレッジ商品はこの「iFreeレバレッジNASDAQ100」のみとなります。

そのため、「楽天証券」「SBI証券」 どちらであっても同じ商品となります。

タイプ別iFreeレバレッジNASDAQ100のおすすめ購入法

ここからタイプ別のレバレッジNASDAQ100との付き合い方についてご紹介します。

あくまで一例なので、参考程度に聞いていただければと思います。

パターン①　手堅い投資のスパイスとして少しだけ投資する

あくまで「S&P500」等の手堅い商品をコアとして、一部だけ 「iFreeレバレッジNASDAQ100」 を購入しブーストをかける・・・といったパターンです。

NASDAQ100でもS&P500に比べればブースト効果はありますが、更にブーストをかけたい人はレバナスを選択するのはアリだと思います。

かならず、無くなっても良い金額のみを投資しましょう。

パターン②　短期間で成果を出したい人

何十年も待ってられないという方はこちら。

年齢や環境によっては、早く投資の成果を出す必要がある方もいると思います。

正直S&P500などでは、早急な資産増加は見込めません。

このような方は、リスクをとってレバナスの投資比率を上げましょう。

S&P500等の手堅い商品をレバナスに置き換え、レバナスメインで積立していきましょう。

ただしリスクがかなり上がるので、ある程度資産が貯まったら暴落時のダメージを減らすために債権などの別の指標の商品を組み込むのがポイントです。

ちなみに私のおすすめはUSA360という商品です。

レバナス投資のパイオニアで有名なYoutuber風丸さんがおすすめしている構成です。

米国株にブーストをかけながら債権にレバレッジをかけて運用ができるので、とても効率がよい商品です。

パターン③　レバレッジ至上主義な人

これはネタとして書くだけですので、基本的にはマネしないでください。

すべてをレバレッジに投資するプランです。

もちろんメインはiFreeレバレッジNASDAQ100に全力投球。

また、投資信託ではなくETF商品になってしまいますが、一部の資金は「SOXL」「TECL」などの3倍レバレッジ商品を活用してさらにブーストをかけていきましょう。（ETFの説明については今回は割愛します）

「SOXL」は半導体分野の3倍レバレッジ、「TECL」はテクノロジー分野の3倍レバレッジの商品です。

FXなどと違い、投資信託やETFのレバレッジは0円以下（借金）になることはないので、リスクを恐れずレバレッジ商品に全力で投資していきます。

※ちなみに私は「SOXL」に小遣い程度の投資をしています＾＾

リスクたっぷりのパターンですが、うまくいけば数年でFIRE出来るかも・・・

さいごに

今回は、「iFreeレバレッジNASDAQ100」についてご紹介しました。

S&P500等に投資していればかなり手堅く資産が増やせますが、早期にFIREするためにはどこかでリスクを取らなければいけないのもまた事実・・・

その点この商品は将来性もあり、かなりの利益も見込める商品です。（もちろんリスクもあります）

すべての方におすすめするわけではありませんが、気になる方はぜひ検討してみてくださいね！

それではまたー