会社員や自営業のみなさん、今日もおつとめお疲れ様です!
延々と続く勤労の日々から抜け出して、自由な生活を謳歌したい・・・
誰もが思うことだと思います。
私もしがないサラリーマンなのですが、会社を辞めて嫁と猫と延々過ごしていたい・・・
と1分ごとに考える毎日です。

24時間ボクに尽くしなさい



会社をやめてあなたに尽くします
この記事では、そんな思いに希望を照らす様な「FIRE」という考え方、そしてその実践方法についてご紹介します!
こんな方に向けた記事です。
- 毎日働くことに疲れ、仕事を辞めたいと思っている方
- 会社を辞めるまでは思わずとも、将来のお金が心配で何か始めたいと思っている方
この記事を見れば、将来会社を辞めるための参考になるはずです!
会社を辞める方法は?


まず結論からお答えします。
会社を辞める(FIREする)ためには、投資信託で米国インデックス投資を長期積み立て投資して、年間の生活費の25倍の資産を獲得すればOKです!
・・・・意味わかりませんよね。。
これから一つずつ解説していきます。
むずかしい様で実に単純な話なので、ぜひあきらめず最後までご覧ください。
FIREってなに?
FIREというのは、「Financial Independence, Retire Early」の略称で、ざっくり訳すと、
「働かなくても暮らせるだけの収入をゲットして、働くことから早々にリタイヤしちゃいましょう」
という考え方です。
FIREには色々なやり方がありますが、今回ご紹介するのは一番スタンダードかつ再現性の高い方法になります。
会社とボクのどっちが大事なの!?
あなたです。会社やめます。
投資信託ってなに?


投資方法の種類
投資信託の説明の前に、まずは投資の種類について説明します。
投資には大きく以下の2つがあります。
①は皆さんのイメージしている投資に近いと思います。
自分で買いたい投資商品を自分のタイミングで売り買いできるので、自分の意思を反映できる分、高度な知識や経験が必要になります。
一方②は、運用をプロにお任せするので、知識や経験が少なくても利益を獲れる可能性が高いです。
②のことを投資信託といいます。
例えていうなら、焼き鳥屋さんで自分の好きな焼き鳥を選んで買うのが①
店主のオススメ盛り合わせを買うのが②といったイメージです。
そのお店の美味しい焼き鳥や好きな部位を知っているなら自分で選んでも良いですが、なにもわからない状態だと盛り合わせを買うのが安心ですよね^^
ボクは全種類食べたい
そんなお金ないよ
インデックス投資ってなに?


インデックス投資というのは投資信託の投資の手法のことを指します。
投資の手法には大きく以下の2つに分類されます。
①のアクティブ投資は、投資家が色々なデータを元に自分で判断して株に投資していく手法です。
こちらは皆さんの投資のイメージに近いと思います。
一方②のインデックス投資はある指標に基づいて、機械的に株を投資していく手法です。
前述の「米国インデックス投資」であれば、アメリカの指標に基づいて投資をするということです。
こちらは、人の感情や考えは運用に影響しません。
ただただ、指標の数値を元に株が運用されていきます。
・・・さて、どちらの運用成績の方が高い傾向にあるでしょうか?
・
・
・
正解はインデックス投資です!
プロが運用した方が成績が高くなると思いきや、長期的に見た平均値ではインデックス投資の方が高い成績を出していると言われています。
どちらかというと、アクティブ投資は「大勝ちすることもあるが、損をする可能性も高い」
インデックス投資は「大勝ちは少ないが、損の可能性は低い」
といったイメージになるかと思います。
「安定」という視点でみると、プロの投資家と比べても、インデックス投資が優秀だということがおわかりいただけると思います。
ろく
太く短く生きたいです
そんなあなたはアクティブ投資
インデックス投資については、以下の記事をご参考ください
https://nekonikobanblog.com/sp500/長期積み立て投資ってなに?


長期投資とは短期間で投資商品の売り買いを行わず、ずっと保有したまま利益を獲得していく投資方法です。
また、「積み立て」というのは、毎月、毎週などのあらかじめ決めた周期で少しづつ投資商品を追加購入をしていくことです。
つまり、長期積み立て投資というのは
毎月、毎週など定期的に投資信託を購入し、それを売ることなくずっと持ち続けましょう!
ということですね。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
https://nekonikobanblog.com/dollar_cost_averaging/基本的に、投資の初心者が頻繁に売り買いしても勝てません。
もう一度言います。
勝てません。
たまたま利益が出ることがあっても、長期的に見たら必ず負けます。
もちろん、「今後投資のプロになるために、勉強も兼ねて経験を積む」という選択肢もありますので、挑むことを否定はしません。
しかし、「確実、安全に利益を出したい」「投資の世界にどっぷり浸かる時間はない」という方は長期投資を選択することをオススメします。
投資の画面見てる暇あったら、ボクと遊びなさい
たしかに!
投資より猫が優先なことを忘れてました。
年間の生活費の25倍の資産を獲得ってどういうこと?


さて、ここが最後の説明です。
いろいろ説明してきましたが、ここまでご理解いただけましたでしょうか?
最初の方は忘れちゃった
一旦おさらいだ
投資信託・・・投資商品の詰め合わせ。運用はプロにおまかせ
インデックス投資・・・ある指標に基づいて投資する手法(⇔アクティブ投資)
長期積み立て投資・・・定期的に少しづつ投資をし、長期で持ち続ける投資法
上記の手法を組み合わせて運用していくのが最も安全で資産を増やす方法です。
さて、ここからが最も重要な「なぜこれで会社を辞めることができるのか?」という点についてご説明します。
世界経済は右肩上がり
まず大前提としてお伝えしたいのが、「世界経済は今まで右肩上がりで成長してきた」ということです。
途中いくつも経済危機はあったのですが、その都度経済は復活して過去以上に成長してきました。
つまり「長い目で見れば利益が出る」ということになります。
これは長期投資につながる考え方ですね。
確実な実績のある投資信託に分散投資する
たとえ「長い目で見れば利益が出る」といっても、将来倒産してしまう会社に全額投資したり、一括投資した直後に経済危機がきてしまったりしたら利益どころの騒ぎではなくなってしまいます。
そんなリスクを減らすために単体の投資商品ではなく、指標に基づいて投資をしている「インデックス投資」を選択し、その投資信託に「積み立て投資」していくべきなのです。
4%ルール
FIREの世界での基本ルールがこの「4%ルール」です。
「運用している資産運用額の4%」であれば、毎年切り崩して使っても元値を減らすことなく運用できる
というものです。
本当は色々と条件や要素があるのですが、ここでは単純に仕組みだけ説明します。
まず、投資の利益が年間4%発生しているとします。
その場合、その4%のお金を使ってしまっても単に利益分を使っただけなので、元のお金は減らないということになりますね。
つまり、資産運用額の4%の金額で生活できれば、永遠に働かずに暮らしていけるというわけです(ここ最重要です)
年間の生活費の25倍の資産を獲得
ここで、タイトルの疑問に戻ってきます。
「年間の生活費の25倍」というのは、結局「生活費が資産運用額の4%になる」ということと同じ意味です。
つまり、資産運用額を「生活費として設定した額の25倍の額」にすることができればゴールというわけですね。
おめでとうございます!!
働かない人生のスタートです!
これであなたも猫のような暮らしができますね
全力でうらやましい・・・
さいごに
今回は、働かずに暮らすことを目指した「FIRE」という考え方についてご紹介しました。
ここでは基本的な考え方に触れただけですが、もう少し詳しく知りたい方は以下の本がオススメです。
ここでは紹介しきれない、FIREに向けた取り組みや考え方などが詳しく解説されています。
実際にFIREを達成した方の事例のため、自分の行動に落とし込んで学ぶことが出来ます。
私もとても勉強になりました^^
今回は概要についてだけお伝えしましたが、正直達成への道のりは大変長い道のりです。
例えば、年間の生活費が200万の方は合計5000万貯める必要があります。。
・・・うーん、気が重くなってきますね。。
しかし、何人もの方がFIREを達成しているのも事実です。
このブログでは、これからもFIREの手助けとなるような情報や考え方などをご紹介していきますので
良かったら引き続きウォッチしていただけると大変嬉しいです。
皆さんも一緒にFIREを目指しましょう!
コメント