イーサリアムってどんな通貨なの?
イーサリアムの将来性は?
ビットコインとの違いって?
などの疑問を持つ方に向けた記事です。
この記事でわかること
- イーサリアムの特徴について
- イーサリアムの値動きと将来性について
- イーサリアムの購入方法
仮想通貨に関わるのであれば、最低限ビットコインとイーサリアムについては学んでおくことをおすすめします。
また、イーサリアムは今後拡大していきそうなNFT市場やGemefiといったサービスで必要不可欠なものとなります。
これからゲームで稼ぎたい!NFT市場に進出したい!
といった方はぜひイーサリアムについて理解を深めていきましょう。
イーサリアムって?
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/イーサリアムって?.png)
イーサリアムとは、ビットコインに代表される様な仮想通貨の種類の一つです。
ちなみに、プラットフォームを意味する「イーサリアム」と仮想通貨を意味する「イーサ」の二つの言葉が混同されがちなので先に一旦整理します。
- イーサリアム
- スマートコントラクト機能を備えた分散型アプリケーションプラットフォーム
- イーサ(ETH)
- イーサリアムのプラットフォームで使われる仮想通貨
本記事では上記の名前で使い分けします。
先生!意味わかりません!
詳しく解説します
イーサリアム
それでは「イーサリアム」から説明します。
まず冒頭の説明ですが、難しい単語ばかりで正直よくわからないですよね・・
わかりやすく言い換えると、
「イーサリアムとは、ビットコインの仕組みを他の色々なことにも使えるようにしたもの」
ということです。
ビットコインの仕組みって?
ざっくり言うと、ブロックチェーンってやつです
ビットコインはブロックチェーンという技術を用いて、送金や決済を実現した通貨です。
※詳しくは以下記事を参照
ビットコインは送金や決済機能には強いですが、それ以外の機能は想定して作られていません。
それに対しイーサリアムは、ビットコインの根本的な仕組みをもっといろんなところで使えるようにしよう
という思想のものに開発されました。
ビットコインがATM、
イーサリアムがパソコンやスマホみたいなものか
厳密にいうとちょっと違うけど、
大体そんな理解でOKです。
イーサ(ETH)
そして最後に「イーサ」についての説明です。
「イーサ」はイーサリアム上でいろいろなことをするために必要になる通貨です。
イーサリアム国でだけ利用できる標準通貨みたいなイメージですね。
取引所などで取引されている「イーサ(ETH)」は通常こちらのことを指します。
どんなことに使われるのだ?
主に取引の際に必要な手数料のようなもの(通称Gas代)に使われるよ
イーサリアムの特徴について
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/イーサリアムの特徴.png)
ここからちょっと細かな説明に入ります。
実際の仕組みまで興味がない人は次の項目まで飛ばしてしまっても問題ないです。
興味しんしん
細かく説明するとものすごい量になるので
今回は基本的な部分のみを解説します。
イーサリアムは2つの大きな特徴を持っています。
・イーサリアムはプラットフォーム
・スマートコントラクトを実装している
それぞれ説明します。
特徴1 イーサリアムはプラットフォーム
1つ目の大きな特徴はイーサリアムは「プラットフォーム」である点です。
プラットフォームとは、色々なサービスや機能を動かすための基盤のことを差します。
パソコンで言ったら「Windows」「Mac OS」のようなOSがプラットフォームに当たりますね。
パソコン上でいろいろなことが出来るのと同じように、イーサリアムもイーサリアム上でいろいろな事が出来るような思想で設計されています。
ビットコインは「送金、決済」しか出来ません。
しかし、イーサリアムはゲームを動かしたり、NFTを発行したり、DEXといった分散型取引所を動かしたり・・・
イーサリアムというプラットフォームを使い、いろいろなサービスや機能が現在もどんどん開発されています。
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/ビットコインとイーサの違い.png)
NFT?DEX?
とりあえず今は、
いろいろなことがイーサリアム上で
できると言うことだけ覚えておこう
特徴2 スマートコントラクトを実装している
また難しい言葉が出てきました。
難しい言葉キライ
そんなに難しい話じゃないです
スマートコントラクトとは、取引における契約を自動で行う仕組みのことです。
事前に条件を設定しておけば、そのルールにしたがい自動的に処理が進んでいきます。
自動販売機をイメージするとわかりやすいと思います。
①お金を入れる
②商品の金額を満たせばボタンが押せるようになる
③商品のボタンを押す(契約完了)
④商品が出てくる
当たり前の話ですが、これも立派なスマートコントラクトです。
自動販売機には商品を売ってくれる店員さんはいませんが、商品を買うことができます。
これは、商品を買うまでの条件をあらかじめ設定しておくことで自動化しているということです。
「自動」販売機だもんな
事前に設定された条件に基づいて、自動販売機が判断してるってことですね
続いて、これを実際の取り引きで考えてみます。
例えば、通販サイトで出品者から商品を購入する時のやり取りで考えてみましょう。
通常出品者から商品を購入する場合、信頼できる通販サイト(仲介者)を介して料金を支払い、商品とお金を交換するという契約を結ぶことで取引が行われます。
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/スマートコントラクトなし-1.png)
当事者同士だけの取引だと怖いもんな
通常は、ちゃんと正しく取引できる様に仲介者が介在します。
これに対しスマートコントラクトを用いた場合は、仲介者を介在させることなく代金と商品の交換契約を行うことができます。
まず、「ある一定額のお金を支払うと、商品と交換する」という契約内容をあらかじめブロックチェーン上に設定しておきます。
そして、その定めた契約条件が満たされる(出品者の希望額が支払われる)と自動的に取引が行われる仕組みになります。
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/スマートコントラクトあり.png)
これはあくまでスタンダードな例ですが、このように設定する取引条件は自由に決められます。
このスマートコントラクトを活用すれば、工夫次第でイーサリアム上でいろいろなことが出来るようになると言うわけです。
当事者間だけで取引が自由に行える様になるってことだな。
仲介者に無駄な経費も取られないし、不正防止にもなりますね
現在この様な仕組みを利用した仮想通貨取引所がいくつも運営されています。
ちなみに、このような仲介者(管理者)がいない取引所のことを分散型取引所(DEX)と呼びます。
イーサ(ETH)の値動きと将来性について
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/08/iFreeレバレッジNASDAQ100とは.png)
続いて、実際にイーサの値動きを見てみましょう。
下記は上場から現在までの値動きの推移です。
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-29-9.59.40.png)
ものすごく伸びているな
さすが仮想通貨といった上昇率です
見ての通り、右肩上がりでものすごい伸び率を見せています。
また、下記は仮想通貨の資産額のランキングです。
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/12/仮想通貨時価総額ランキング-1.png)
さすがにビットコインは桁違いですが、それに続き2位の位置につけています。
時価総額や取引高を見るだけでも、いかにこの2つの通貨がスゴいかと言うことがわかりますね。
仮想通貨界の2トップ
圧倒的ですね
イーサは、見ての通り時価総額や取引高も圧倒的な仮想通貨です。
そしてここまで説明した通り、すでにたくさんのプロジェクトに組み込まれているプラットフォームになりますので、すぐに価値が失くなってしまうということはまずないでしょう。
もちろん一時的な暴落は起きる可能性はありますが、将来的には右肩上がりで伸びていく可能性が高い通貨だと思っています。
将来値上がりが期待できる要因
・NFTやDEX、Gamefiなどすでに多くのプロジェクトに組み込まれており、価値がなくなる可能性は低い
・今後さらにスマートコントラクトの仕組みが普及していく可能性が高い
・今後、最後のアップデートである「セレニティ」を控えており、現在抱えている問題も解消され、さらに便利になる可能性が高い
投資対象としてもおすすめってことだな
将来性も安定力も抜きん出ていますね
イーサ(ETH)を取引する方法について
![](https://nekonikobanblog.com/wp-content/uploads/2021/06/ポートフォリオ.png)
イーサリアムを取引するには、取引所に登録する必要があります。
取引所については、初心者の方はコインチェックをおすすめします。
操作がしやすく、わかりやすい画面で初心者が取引するにはぴったりの取引所になります。
※詳しくは下記の記事をご参照ください。
ちなみにコインチェックではイーサが販売所でしか購入出来ないので、手数料(スプレッド)が多く取られてしまいます。
そのためイーサを中心に運用を考えている方は、bitFlyerやbitbankなどもおすすめです。
どの取引所もしっかりした取引所ですので、ここはお好みでご選択いただければと思います。
さいごに
今回は、仮想通貨の2トップの一角であるイーサリアムについて解説しました。
現在たくさんの仮想通貨がありますが、高いリスクをとりたくなければ、仮想通貨の投資はビットコインとイーサにすることをおすすめします。
私も趣味で色々手を出していますが、一番確実に運用できるのはビットコインとイーサだと思っています。
また冒頭にも記載した通り、イーサは今後拡大していきそうなNFT市場やGemefiといったサービスで必要不可欠な通貨となります。
たとえ投資観点でなくても、新しい技術や取り組みに興味のある人はぜひイーサリアムについて理解を深めていきましょう。
それではまたー
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